第17回 講習会
第17回 講習会
2016年(平成28年)3月27日、148名の皆さまのご参加とご協力をいただき、無事終了致しました。
開催案内
ニホンミツバチ分蜂誘引剤(待ち箱ルアー)の
開発と効果的な使用方法
蜂群の越冬状況はいかがですか。
春の分蜂シーズンに向けて今回は、簡単に使える「待ち箱ルアー」※がテーマです。
キンリョウヘンにニホンミツバチが引き寄せられる現象から、その誘引物質(3-OAA と10-HDA)を特定された坂本文夫先生と菅原道夫先生。
有機化学がご専門で、その誘引剤の開発・量産化・販売までを手がけられ、ニホンミツバチの化学生態学的研究で世界的な業績をあげられた坂本文夫先生を、今回はお招きすることができました。
待ち箱ルアー開発でのこぼれ話や効果的な使い方など、他では聞けないお話を直接伺える絶好のチャンスです。
また先生のご好意でルアーの販売も特別にさせていただきますので、どうぞお誘い合わせの上、お一人でも多くの皆様のご参加をお待ちしております。
※ 待ち箱ルアーとはキンリョウヘンに含まれるニホンミツバチに特異的な誘引成分の研究に基づき開発されたニホンミツバチ分蜂群誘引剤のこと。
2012 年から近畿地方を中心に検証試験、2014 年から 京都ニホンミツバチ研究所で製造し、一般販売が開始された。
講師:坂本 文夫 先生プロフィール
- 農学博士
- 京都学園大学名誉教授
- 京都ニホンミツバチ研究所所長
- 日本農芸化学会会員・関西支部参与
- 日本動物学会会員
- 日本環境動物昆虫学会会員
- 日本薬学会会員
- 1973年京都大学大学院農学研究科農芸化学専攻修了。
1973年から2006年まで医薬品会社にて医薬品の研究開発業務に従事。
2006年4月から新設の京都学園大学バイオ環境学部に勤務。
専門は生物有機化学、化学生態学で、ニホンミツバチの研究は主に京都学園大学に移籍後実施した。
その後ニホンミツバチと人間との係わりにも関心を広め、2011年から京都市の「京都みつばちガーデン推進プロジェクト」に係わり、市民新聞にコラムを連載している。
また、2014年に大学発ベンチャー、京都ニホンミツバチ研究所を設立し、分蜂群誘引剤(待ち箱ルアー)の製造・販売のほか、ニホンミツバチ関連分野の研究・情報発信を行っている。
- 1973年京都大学大学院農学研究科農芸化学専攻修了。
詳細
- 日 時:平成28年3月27日(日曜日)
- 場 所:下諏訪総合文化センター 小ホール
- 日 程:
- 13:00~14:30 坂本 文夫 先生 講演
- テーマ「ニホンミツバチ分蜂誘引剤(待ち箱ルアー)の開発と効果的な使用方法」
- 14:30 〜 15:00 休憩・物販
- 15:00 〜 16:00 質疑応答・事務局からのお知らせ
- 16:00 〜 16:20 物販
- 当日はルアー等の養蜂器具や書籍の特別販売を行いました。
- 13:00~14:30 坂本 文夫 先生 講演
- 参加費:お一人2,000円
- (児童・学生は無料)
- (児童・学生は無料)
会場案内
- 下諏訪総合文化センター
- 〒393-8501
- 長野県諏訪郡下諏訪町西鷹野町4611−40
- 電話:0266-28-0018
- JR下諏訪駅より徒歩10分
- ◎長野自動車道 岡谷ICより車で20分
- ◎時間に余裕を持ってお越し下さい。
「か式」見学会の開催
- 第17回講習会参加者の方限定で岩波金太郎の「か式」養蜂見学会(参加費1,000円)を翌3月28日(月曜日)午前9:00から12:00まで行いました。